当塾に関すること

大分市内の高校進学について

佐伯から,大分市内の高校へ進学する人はどのくらいいるのだろうか。一応,当塾の進路指導の方針について,明らかにしておきます。

九大以上を見込める生徒のみ

佐伯から上野丘や舞鶴に進学する生徒は昔からいます。私達の時代(もう何十年も前)にも結構な数いました。しかしそういった高校に進学して,一流大学に進学した同級生はほんのわずかでした。
私はもう40年近く個人塾を営んでいますから,その生徒が高校へ行って伸びるか,たいして伸びないかは教えていてわかります。英語,数学のどちらかがずば抜けていなければ一流の大学へ合格するのは難しいのです(点数ではなく,センスです)。そのため,私は,九大以上の大学に合格できると私が判断した生徒のみ,上野丘高校を勧めます。
上野丘に受かるかどうかわからないから,舞鶴高校という選択肢はありません。舞鶴は,大分市内およびその周辺から通うにはよい高校です。しかし佐伯からわざわざ行くほどの高校ではありません。鶴城か文理の特進で十分です。合格するからといって,大分市内の高校を勧めることは無責任だと考えています。

大分市内の高校に通うデメリット

私も娘を大分市内の高校(東明,分高の特々進の時代)に通わせた経験から,メリット,デメリットはよくわかっています。もちろん,佐伯の高校とちがって,一流大学を目指している生徒が多く,雰囲気が全くちがうという面はあると思います。しかしデメリットの方が大きい場合が多いのです。
(1) 電車通学の場合,勉強する時間が取れません。部活をするとなると尚更です。
(2) 下宿する場合,金銭面の負担が大きい。また,親の目が行き届かない。
例えば,鶴谷中学の10番前後の生徒は,そのままだとよくて熊大,普通は大分大です。多額の費用を使っても鶴城や文理大附属に進学したのと変わらないならば,佐伯の高校を勧めます。私も娘を大分市内に下宿させていたころ,毎月の出費(目に見えない費用がかなりある)がかなり痛かったです。塾としては,「上野丘○人合格」とやった方が効果があるのでしょうが,生徒の将来を考えて,本当に難関大学に進めるだけの能力を持った生徒だけを大分へ送り出しています。

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